17年間の教壇で見えた、教育のほんとうの課題
東京都の公立小学校で17年間、教壇に立ち続けました。目の前の子どもたちの成長にやりがいを感じる一方で、ずっと感じていたことがあります。それは「先生たちが孤立している」ということでした。日々の業務に追われ、新しい学びに触れる時間も、同じ志をもつ仲間とつながる機会も、圧倒的に足りていない。そんな現実を変えたいという思いが、少しずつ大きくなっていきました。
BeYond Laboの立ち上げとコミュニティの力
「越えよう、今までの自分」を合言葉に、BeYond Laboを立ち上げました。教員だけでなく、多様なバックグラウンドを持つ大人たちが集まり、互いに学び合うコミュニティ。マイチャレンジサロンでは、一人ひとりが自分なりの挑戦を宣言し、仲間と一緒に習慣化していく仕組みをつくりました。そこで目の当たりにしたのは、人は「つながり」と「習慣」があれば、いくつになっても成長し続けられるということでした。
大人が学びを楽しめば、子どもも学びを楽しむようになる
Voicyでの毎日の発信を900日以上続ける中で、確信したことがあります。子どもたちに「学ぶって楽しいよ」と伝えたいなら、まず私たち大人が学びを楽しんでいる姿を見せること。先生が目をキラキラさせて新しいことに挑戦している姿は、どんな教科書よりも強いメッセージになります。
E3 Habit設立への決意
Education(教育)、Empowerment(エンパワーメント)、Entsunagi(縁つなぎ)。そして、それらを Habit(習慣)として根付かせること。17年間の教員生活に区切りをつけ、2026年4月、株式会社E3 Habitを設立しました。学びをつづける力を、全国の先生と子どもたちに届けること。それが、教壇を離れた私にできる、新しい形の教育です。
二川 佳祐
株式会社E3 Habit 代表取締役